MiNE Sagawa TangoWEB

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これは、佐川峯さんのバンドネオン演奏に感動しているファンによる「ファン・サイト」です

備前焼の人間国宝藤原雄さん。
大好きなタンゴを聴きたいばかりに立ち寄った初めてのライブ・ハウス。 
心を揺さぶられ感動のあまり思わず発した「魂のバンドネオン!」。
この人こそ、現役最高齢プロ、タンゴ界にこの人ありと言われている超一流バンドネオン演奏家「佐川峯さん」(1919年東京生まれ)その人だった。

この「ファンサイト」を通して、生涯現役に飽くなき挑戦を続ける佐川峯さんの炎のような情熱と魅惑の生き様に触れてみませんか?

top用_osvaldo.jpg「オスバルド・プグリエセ (Osvaldo PUGLIESE)」
「私が90歳になりましたらあなたの代りに私が『90歳記念コンサート』いたします」
という約束を果たすことが佐川峯さんの当面の目標です。
90歳記念コンサートの準備をされている途中で亡くなられた作曲家・ピアニスト「オスバルド・プグリエセ (Osvaldo PUGLIESE)」氏の無念を想い、この約束を1995年、チャカリタ墓地の墓前でされました。
オスバルド・プグリエセ氏作曲の「思い出 (Recuerdo)」を弾くとコンサート中でも「約束」をしたときのことが昨日のことのように目に浮かび、涙が出て演奏が難しくなるそうです。

この「思い出(Recuerdo)」を佐川峯さんの演奏で聴くことができるのは2010年の『佐川峯90歳記念コンサート 〜オスバルド・プグリエセに捧げる〜』の時になるかもしれません。

top用sagawa.jpg「佐川峯さんにとってバンドネオンとは何ですか?」と2007年5月21日のNHKラジオ番組(東京:「ワクワクラジオ」、出演時間40分間)で問われた時にはオスバルドさんの墓前での「約束」や「思い出(Recuerdo)」の曲が頭をよぎり、涙があふれて喋れなくなり、
「『しあわせ』・・・です」と言うのが精いっぱいだったとお聴きしました。


2010年は アルゼンチン建国200周年です
ちょうど200年前の1810年の5月25日、不安定ながらもスペイン植民地だったこの土地にアルゼンチン共和国が発足した記念すべき日です。

また、2010年は日本アルゼンチン修好112周年でもあります。  日本とアルゼンチンは1898年2月3日(旧暦12月27日)に米ワシントンで修好航海条約を締結しました。

在アルゼンチン日本大使館のサイトによると;
「日本とアルゼンチンの友好関係を示すエピソードとして、日露戦争の時、アルゼンチンはイタリアに発注していた2隻の軍艦(「日進」と「春日」)を日本に有償で譲渡し、それぞれ「日進」、「春日」と命名されて日本海海戦で活躍したことや、第二次大戦後にエバ・ペロン大統領夫人(通称エビータ)がリオ・イグアス号に満載した救援物資を日本に送り、物資欠乏の日本国民を慰問したこと(1949年)が知られている。」

「日進」にはアルゼンチン海軍を代表してマヌエル・ドメック・ガルシア大佐(のちに海軍大将となり海軍大臣に就任)が観戦武官として乗艦し、戦況を外国人の立場から観戦して書きあげた報告書が公開されました。

アルゼンチン日本修好100周年の1998年には日本アルゼンチン協会から「アルゼンチン観戦武官の記録」として発行され、2005年には改題増補された「日本海海戦から100年_アルゼンチン海軍観戦武官の証言」が発行されました。

救援物資の贈与は在留邦人の要望にエバ・ペロン大統領夫人が応えて実施されたとのことです。
エバ・ペロン大統領夫人を主題としたミュージカル「エビータ(EVITA)」はブロードウェイで好評を博し、1997年にはマドンナ主演の映画が制作されました。
「アルゼンチンよ泣かないで」 -Don't cry for me Argentina-が有名です。

2010年6月26日から

「アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち」(CAFE DE LOS MAESTROS)

という映画が東京,大阪、福岡を皮切りに全国各地で上映されます。

上記サイトによりますと
「2006年、ブエノスアイレスの最も古いレコーディングスタジオで、1940年代から50年代に活躍し、 アルゼンチンタンゴの黄金時代を築いたスター達が感動的な再会を果たした。
彼らはアルバム「CAFE DE LOS MAESTROS」に収録する名曲を歌うためにこの場所にやって来たのだった。 60〜70年もの演奏歴をもち、いまなお現役で輝き続ける、まさに国宝級とも言えるマエストロたち。
時を重ね人生の深みを増した歌声が響くなか、彼らは激動の歴史とともにアルゼンチンに脈々と生き続けてきた、タンゴの魅力と自らの思い出を語り始める。なけなしの金で父が買ってくれたバンドネオン、街角のカフェから成功の階段をともに上った仲間たち、亡き師への変わらぬ熱い思い。彼らの人生のすべてがタンゴという3分間のドラマに刻まれていく。」

「ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座に並ぶ世界三大劇場のひとつであるブエノスアイレスのコロン劇場。真夏の一夜、タンゴの歴史をつくりあげた偉大なるマエストロ巨匠たちが一堂に会したそのとき、奇跡のステージの幕が開く。すでに惜しまれつつこの世を去ったカルロス・ラサリ、オスカル・フェラーリなど、二度とは見ることのできないアーティストたちの共演は、近年屈指の希少性をもち、音楽史に永遠に伝えられることだろう・・・。
聴く者誰をも魅了する彼らの演奏を収録したアルバム「CAFE DE LOS MAESTROS」は、文句なしの2006年ラテン・グラミー最優秀アルバム賞を受賞した。」

おねがい:無断で転載、複製などはご遠慮下さい。

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佐川 峯さんの近況です
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Profile

佐川 峯(さがわ みね)
生年月日:1919年(大正8年)12月24日
出身地:東京都
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佐川峯さんの心に残った一枚
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2011-05-09更新

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